• 身近な場所の魅力発見!自然観察会「たたらっこ体験隊~久原川で魚とり体験」【多々良校区】

    2026-10-20

    多々良校区を流れる久原川では、毎年1回、川や堰の維持管理を目的として堰を倒し、水位を下げる「川干し」が行われています。多々良校区では、この貴重な機会に合わせて、川の自然や生き物に親しむ自然観察会「たたらっこ体験隊~久原川で魚とり体験」を開催しています。


    この事業は、福岡市環境局の「ふくおかレンジャー事業」の一環としてスタートしました。「ふくおかレンジャー事業」は、市民が身近な自然に触れながら環境保全への関心を高めることを目的とした取り組みです。多々良公民館が中心となり、2020年と2024年に開催された後、2025年度からは校区青少年育成連合会がその思いを引き継ぎ、主体となって実施しており、今年で4回目を迎える自然体験活動です。


    今年度は10月10日(土曜日)に開催され、小学生を中心に20人の子どもたちが参加。保護者や中学生のジュニアリーダー、地域の皆さんがサポートしながら、久原川に入り魚とりを楽しみました。



    当日、参加者は朝7時半に蒲田地区にある弥勒禅寺の駐車場に集合。子どもたちはライフジャケットを身に着け、虫かごやバケツ、網を手に、100mほど歩いて久原川に向かいました。8時ジャストに堰が倒されると、川の水が勢いよく流れ落ち、みるみるうちに川底が露わになりました。



    普段は水の中に隠れている魚やエビなどの生き物を追いかけ、子どもたちは夢中になって網を動かしたり石を動かしてみたり、嬉々として川の中を動き回っていました。「去年より魚が少ないね、なぜかな」「川底の石に藻がたくさん付いている」など、その年の気象条件による自然環境の変化にも目を向けながら、生き物の観察を楽しんでいました。



    また、今年は、多々良校区にホームステイ中のラオスからの留学生も参加しました。17歳の高校生で、ニックネームは「パーンさん」。ラオスでは自宅の近くをメコン川が流れていますが、国境の河川であることから自由に入って遊ぶ機会はなく、今回が初めての川遊びだったそうです。子どもたちと一緒に魚とりや生き物観察を体験し、地域の自然に親しんでいました。



    1時間ほど魚とりをした後は、河川敷に集まって捕まえた生き物を見せ合いっこし、福岡レンジャーの講師から名前や特徴を教わりました。フナやドンコ、ハゼ、エビ、カエル、ナマズなど、身近な川にも多くの生き物が暮らしていることを実感し、地域の自然の豊かさや魅力を再発見することができました。