2023-06-29
6月27日(火)に香陵公民館で毎年恒例の「布ぞうり作り教室」が開かれました。これからの季節に室内履きとして重宝する布ぞうり。家庭で使わなくなったシーツや衣類などの古布を持ち寄り、裂いて紐状にしたものを手で編み上げて作ります。香陵公民館では、身近な環境問題を考える学習講座として、この布ぞうり作り教室のほか、マイエンザ(環境浄化微生物)作り講習会や廃油せっけん作り講習会があすねっと香陵環境衛生部会と共催で10年以上前から行わています。
今回は8名が参加して、3名の地域指導者の方と一緒にオリジナルの布ぞうり作りにチャレンジしました。布ぞうりに向いているのは、薄手の綿の生地。浴衣だと反物の幅を5~6cmに裂いて細長い布にし、それを専用の道具や足にひっかけた紐に通して編んでいきます。初めての人も毎年参加している人も、一つずつ手順を追って丁寧に仕上げ、4時間ほどで一足完成。ベテランの方によれば、慣れると2時間ちょっとで作れるようになるそう。出来上がった布ぞうりの履き心地は、さらりとして柔らかく足にフィット。「家にある布でもう一足作ってみよう」「子ども用のサイズもほしい」と大好評でした。