2026-08-25
\LINEオープンチャット活用事例をご紹介/
白金1丁目4区・6区町内会の加入世帯数は約590世帯です。駅周辺という立地のため、地域の大半を賃貸マンション居住者が占めています。
特に6区は、もともと別の校区であったこともあり、地域とのつながりづくりが課題となっていました。また、町内会運営を支える役員も限られていたため、住民とのコミュニケーション手段の確保や協力者の発掘が求められていました。
そこで、マンション住民とも気軽につながることができる情報発信ツールとして、令和6年12月にLINEオープンチャットを開設しました。
オープンチャット開設当初の登録者は12人でした。便利なツールであっても、まずはその存在を知ってもらうことが課題でした。
転機となったのが町内会バーベキューです。子ども会関係者の協力により作成した案内チラシにオープンチャットの二次元コードを掲載し、参加申し込みをオープンチャットでも受け付けました。
開催前には「50人も集まらないのでは」と言われていましたが、予想を上回る72人が参加。イベントをきっかけに、オープンチャットの登録者も増加しました。
▼町内会バーベキューの案内チラシ

現在のオープンチャットでは、回覧物の配信に加え、地域住民の暮らしに役立つ情報を幅広く発信しています。
・公民館だより
・防犯ふくおか
・社協だより
・校区イベント情報
・事件・事故情報
・不審者情報
・工事・通行止め情報
・防犯灯設置報告
・道路安全対策の報告
紙の回覧板だけでは伝わりにくい情報も、スマートフォンからいつでも確認できる環境が整いました。
オープンチャットでは、お知らせだけでなく、地域課題への取り組みについても発信しています。
事故が多発していた道路については、区役所や警察と協議を行い、道路標示などの安全対策が実施されました。現地写真や位置情報と共に状況をオープンチャットで共有することで、住民が地域の変化を実感できるようになっています。
▼道路安全対策に関する投稿画面

オープンチャットを始めたことで、住民からの声が届くようになりました。
工事情報の投稿に対しては、
「工事のことを教えてくれてありがとうございます」
といった感謝のメッセージが寄せられています。
また、川沿いの花壇について、
「毎朝の通勤時に癒やされています。町内会の皆さんが管理されているのですか?」
という問い合わせもありました。
これまで見えにくかった町内会活動を知っていただく機会となり、地域への理解促進にもつながっています。
▼町内会からの情報発信を中心に運用しているが、住民からの質問や感謝の声が寄せられることも

オープンチャットは、町内会だけの情報発信の場ではありません。
町内の体育振興委員から「スポーツ大会の案内に活用したい」との相談があり、モルック大会などの地域イベントも案内しています。
同じ情報発信基盤を活用することで、住民が地域活動に触れる機会も増えています。
運営は会長一人に負担が集中しないよう、子ども会役員経験者などに協力を依頼しています。
オープンチャットの共同管理者として定期的な投稿を担ってもらうことで、安定した運営体制を支えています。
白金1丁目4区・6区町内会の高橋会長は、
「町内会が何をやっているのかを知ってもらえるようになりました。協力してくれる方も増えてきたと感じています」
と話します。
オープンチャットは単なる情報発信ツールではなく、地域活動への参加を促し、新たな協力体制をつくるきっかけにもなっています。
白金1丁目4区・6区町内会では、今後もバーベキューなどのイベントと連動しながら、さらに多くの住民とのつながりづくりを進めていく予定です。