• 歴史を紡ぐ伝統の祭り「奈多祇園祭」が開催されました!【奈多校区】

    2026-08-04

    7月18日(土曜日)、19日(日曜日)の2日間、240年続く伝統ある祭り「奈多祇園祭」が志式神社で開催されました。舞台では踊りや太鼓などの演目が披露され、多くの来場者で会場はにぎわいました。



    はじめに主催団体の奈多自治会今林会長より挨拶があり、「奈多祇園祭」は240年続いている伝統ある祭りであること、志式神社や奈多商工会をはじめ、地域のたくさんの方々にご協力いただき、奈多を元気にしたいとの思いが集まって祭りが開催されていることなど話をされました。



    舞台では、冒頭に古くからの慣わしとされる「三番叟」が演じられ、その後の2日間にわたり、踊りや太鼓、ダンスなど、暑さに負けない演技が次々と披露され、会場を大いに盛り上げました。



    公民館図書ボランティアサークル「グーチーパー」は、奈多の昔ばなし「奈多の七不思議」「くじら学校」の紙芝居を披露しました。紙芝居の最後にはお菓子が振る舞われ、子どもたちは大喜びでした。


    初日は、かき氷をはじめとする多くの出店が並び、会場は大盛況。また、舞台裏では舞台音響や進行、会場内では防犯の見守り、会場外では交通誘導など多くの皆さんに支えられて祭りが運営されていることが伝わってきました。奈多を思う皆さんの気持ちが一つになり、この祭りが開催されていることを実感しました。



    奈多祇園祭は、天明4年(1784年)に奈多近郊が大飢饉に見舞われ、疫病で多くの死者がでたため、「志式神社」に悪病平癒を祈願し、祈りが通じて平和に戻ったことへのお礼として志式神社で歌舞伎が行われたのがはじまり。その踊りは「万年願の奉納芝居」として、今日まで大切に受け継がれています。また、疫病退散などを願い、奈多自治会の町内を巡る「祓い獅子」も、今なお継承されています。



    奈多自治会の皆さんは、この伝統ある行事を守り、後世に継承していくことを責務と考えています。その思いが脈々と紡がれ、地域の皆さんに愛される「奈多祇園祭」が、これからも大切に受け継がれていくことと思いました。