• 泥んこから実りへ「泥リンピック2026」に始まる米づくりの一年【和白東校区】

    2026-07-08

    6月14日(日曜日)、和白東校区で毎年恒例となっている「泥リンピック」が、和白東校区青少年育成連合会の主催により開催されました。

    このイベントは、年間を通した米づくり「田んぼ事業」の一環として行われているもので、田んぼの土をやわらかくならす「代かき」の役割も担っています。ただの農作業にとどまらず、地域が一体となって楽しみながら取り組む、和白東校区ならではの魅力あふれる催しです。



    当日は、子どもたちを中心に多くの参加者が田んぼに集まりました。

    泥の中に入ると、最初は戸惑いながらも、すぐに笑顔いっぱいに。

    競技は、「お楽しみのたからさがし」「子どもVSハンターの逃走中」「真剣勝負のフラッグ取り」「盛り上がり抜群のじゃんけんチャンピオン」など、子どもから大人まで夢中になれる内容がそろい、会場は終始にぎやかな歓声に包まれました。

    転んでも笑い合い、泥だらけになって思い切り遊ぶ時間は、日常ではなかなか味わえない貴重な体験です。



    この泥リンピックは、地域のさまざまな方々の協力によって支えられています。

    当日は、和白東小学校から校長先生をはじめ先生方やPTA役員の皆さんが参加したほか、和白丘中学校PTA役員、JA和白の皆さん、福岡工業大学の学生ボランティアなど、多くの方々が運営やサポートに携わりました。世代や立場を越えて協力し合う姿は、和白東校区の大きな魅力の一つです。


    泥リンピックから2週間後。

    同じ田んぼでは、地域の方々による田植えが静かに行われました。

    イベントのような華やかさはありませんが、泥リンピックで整えられた田んぼに一株一株丁寧に苗が植えられていく様子は、地域の営みそのもの。

    にぎやかな時間と日々の着実な作業がつながっていることを感じさせてくれます。



    この取組みは、さらに季節を通じて続いていきます。

    秋には、黄金色に実った稲の稲刈り。冬には、収穫した稲わらを使ったしめ縄づくりや、地域みんなで楽しむ餅つきが行われます。そして、そのお餅は翌年、中学3年生へ合格祝いとして配布されます。

    地域で育てたお米が、これから新たな一歩を踏み出す子どもたちへの応援につながる——そんな心温まる循環が生まれています。


    泥だらけになって笑い合った田んぼが、やがて実りを迎え、人を支え、未来へとつながっていく。

    和白東校区の米づくりの一年は、まさに地域の魅力そのものです。

    これからも、このあたたかな取組みが続いていくことを願っています。