2026-04-01
学んで、遊んで、楽しんで | 令和8年3月28日開催
春の光がやわらかく差し込む3月28日。
春らしいやさしい雰囲気に包まれて、飯倉校区子ども部会主催のキッズフェスタが開催されました。

今年は飯倉校区として初めての開催。
子どもたちはそれぞれのブースへ駆け出し、思い思いの時間を過ごしていました。
交通安全、消防士体験、駄菓子屋さん体験で「学んで」、ふっけいくん絵付けやお家ランプづくりで「遊んで」、キッチンカーやステージ発表で「楽しんで」。
会場を歩くたびに、子どもたちの表情がくるくる変わっていくのが印象的でした。
この心地よい流れをつくっていたのは、保護者や地域スタッフ、関係機関のみなさんの自然なサポート。
受付で迎えるやわらかな声、迷った子にそっと添えるひと言、安全に配慮したさりげない誘導。
その丁寧な支えが、イベント全体の温度をやさしく整えていました。
交通安全教室。

自転車は、左から乗る、足がつくか確かめる、右、左、後ろを見て進む、止まるところではきちんと止まる。
そんな基本の動きを、子どもたちは遊ぶように、でもしっかり自分の体で覚えていきます。

車の死角体験では、運転席に座った子が「え、ここ見えないの?」と素直に驚く場面も。
"学んで"が、体験を通して自然に入っていく。そんな時間が校庭に広がっていました。
早良消防署の消防士体験。

消火器の使い方を覚える合言葉は、「ピ・ノ・キ・オ!」
ピ:ピンを抜く
ノ:ノズルを向ける
キ:距離をとる
オ:押す
言葉のリズムがいいから、子どもたちの頭にもすっと入る。
しかも実際に声に出しながら体を動かすので、見ていてとても楽しいのです。
そしてチラシの「学んで」エリアにある駄菓子屋さん体験も、子どもたちに人気でした。

お店屋さんになってやりとりを楽しみました。ブースに参加したらくじや駄菓子の引き換えの権利が貰えます。
ただお菓子をもらうだけではなく、やりとりやルールを体験しながら学べる工夫が、このフェスタらしい面白さでした。
千本くじでは、何が当たるかワクワクする子どもたちの姿も印象的でした。


体育館では、ふっけいくん絵付けやお家ランプづくりに子どもたちが夢中。

同じ見本を見ていても、出来上がる作品はびっくりするほど違います。
青い帽子に、金色をきれいに重ね、思いきりカラフルに、思い思いの色を塗っていきます。

筆先が動くたびに、個性がぱっと形になっていくのが面白い。

完成した作品をうれしそうに見せる表情には、言葉より先に"できた!"があふれていました。

テーマの「遊んで」が、そのまま会場の空気になっていました。

校庭ではキッチンカーがにぎわいをつくり、会場に春らしいお祭り感を添えていました。
唐揚げ、たこ焼き、カレーパン、うどん。
春の風にのって漂う匂いが、また足を止めさせるんです。

そして、和太鼓、ヒップホップダンス、チアダンス、フラダンスのステージ。
力強い音に空気が締まり、軽快なダンスで空気が跳ね、フラのやわらかな動きで会場がふっとやさしくなる。
観る子どもたちの目も、スマホを構える保護者の笑顔も、見守るスタッフの表情も、どこか同じリズムで揺れている。
そんな一体感が、「楽しんで」の時間を盛り上げていました。
公民館では福祉体験や医療体験が開かれました。
車椅子、ストレッチャー、布タンカ体験。

白衣を着て聴診器をあてて心臓の鼓動を聴きます。

飯倉校区ではキッズフェスタとして最初の一歩となった今年。

会場に広がっていたのは、まさに「学んで、遊んで、楽しんで」というテーマそのものの風景でした。

校庭で安全ややりとりを学び、体育館でものづくりで遊び、食やステージを楽しむ。
その流れがとても自然で、子どもたちの笑顔も無理なく広がっていました。
春の飯倉に生まれた、新しい楽しみの風景。
この日集まったたくさんの笑顔が、来年へつながる種となって花開くことでしょう。