• 美しい冬の星空をめぐる、高須磨町自治会「星空観望会」【東箱崎校区】

    2026-01-28

    1月24日(土)、高須磨町自治会と子ども会の共催による「星空観望会」が開催されました。これまで夏に年2回実施されてきたこの観望会は、今回で5回目。初めての冬季開催となりました。空気が澄み、星がより鮮明に見える冬の夜空を楽しもうと企画されたものです。

    当日は寒曇りの予報だったため、事前申し込みでは子どもの参加はありませんでしたが、大人9名が参加。静かな冬の夜、澄んだ空を見上げながら、ゆったりと星空観察を楽しみました。



    会場は、東箱崎公民館横の防災広場。心配されていた天候も、開始時刻の19時頃には雲が薄れ、細い三日月と1等星が輝く星空が広がりました。

    企画者である梅村自治会長は、長年プラネタリウムの番組制作に携わってきた星空観察のプロ。さらに、天文に造詣の深い仕事仲間の河野さんの協力もあり、リアルタイムの解説を聞きながら、口径180mmの反射望遠鏡で本格的な天体観察を行うことができました。



    この日、西の空には「上弦の月」が輝き、そのすぐ下には明るく瞬く「土星」が肉眼でも確認できました。まずは約80倍の倍率で月を観察。望遠鏡をのぞくと、クレーターのゴツゴツとした質感や、欠け際にくっきりと伸びる濃い山影が浮かび上がります。「地球から月までは約38万km。光でも到達するのに1秒近くかかる」という解説に、あらためてその距離の遠さに驚かされましたが、大きな望遠鏡で見る月は、手を伸ばせば触れられそうなほど身近に感じられました。


    続いて倍率を120倍以上に上げ、土星を観察。この冬の土星の環は非常に細く、星に一本の線を通したような“串団子”の姿が印象的でした。東の空に目を向けると、ひときわ明るい「木星」をはじめ、オリオン座のベテルギウスやリゲル、おおいぬ座のシリウス、おうし座のアルデバランなど、冬を代表する星々が並びます。木星の観察では、表面の縞模様に加え、ガリレオ・ガリレイが発見したとされる4つの衛星が周囲に並ぶ様子も見ることができました。



    途中からは親子1組も加わり、天体望遠鏡で星を見るのは初めてという小学生の男の子は、興味津々で望遠鏡をのぞき込み、宇宙の世界に引き込まれている様子でした。


    次回、第6回の星空観望会は、3月3日(火)19時から防災広場で開催予定です。

    地球の影が満月に重なる、たいへん珍しい「皆既月食」が見られると期待されています。冬から春へと季節が移ろう夜空の下、星空を見上げるひとときを、ぜひ体験してみてください。