12月14日（日）に香椎浜８街区２棟自治会主催による年末懇親会が開催されました。自治会では、コロナ前には餅つきやバーベキューなど、地域の皆さんが集い交流する行事が行われていましたが、近年は開催を見合わせてきました。今回は、地域のつながりを改めて深める機会として久しぶりに実施されました。

当日は12月らしい寒空の中、集会所で開催され、赤ちゃん連れの親子から高齢者の方まで、幅広い世代の19世帯25人が参加しました。会場では「いらっしゃい、こんにちは。ゆっくりしていってね。」「久しぶりね～、元気にしとった？」といった声が自然に飛び交い、終始和やかな雰囲気に包まれていました。

プログラムは、ミニコンサートのオカリナ演奏とくじ引き大会です。

オカリナの演奏を披露したのは、福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)でボランティアの演奏活動をしている“セレーナ”の皆さん。この季節にぴったりのクリスマスメドレーや懐かしい歌謡曲が演奏され、参加者はやさしい音色に耳を傾けながら楽しいひとときを過ごしました。

続いて行われたくじ引き大会では、なんと“ハズレ無し”。米やもち、ぜんざいセット、パックご飯、洗濯洗剤などの嬉しい景品が用意され、会場は笑顔と歓声に包まれました。

自治会長の萩平さんは「数年前からこのような交流会を開催したいと考えていましたが、コロナ渦以降、なかなか再開できませんでした。役員同士が協力し合ってようやく開催することができました。準備は大変でしたが、皆さんの楽しそうな様子を見ることができて本当に良かったです。今後も世代を超えて交流できる機会を大切にしていきたいと思います。」と地域づくりへの思いを語りました。

参加者からも「このような機会があって本当にうれしい」「普段あまり話をしない方とも顔見知りになれて良かった」といった声が聞かれ、懇親会の意義を感じる場となりました。

最後は「久しぶりに話も出来て楽しかった、風邪ひかないようにね」と声を掛け合いながらお開きとなり、名残を惜しみつつ会場を後にしました。

参加できなかった世帯には、会長が各戸を訪問しくじ引きを行い、景品が配られたということです。

この交流事業は、費用の一部に自治会・町内会の活動に利用できる「福岡市町内会活動支援事業補助金」を活用しています。制度については東区地域支援課（電話092-645-1041）にお問い合わせ、またはホームページで検索してください。

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