11月29日、田隈校区で恒例の「灯明DEファンタジー」が開催されました。
晴天に恵まれたこの日、お昼過ぎから地域の皆さんが集まり、灯明の設置作業が進められました。

夕暮れが近づくころには、約3,000個の灯明が校区内にずらりと並び、点灯の瞬間を静かに待ちます。

午後5時、いよいよ灯りがともされました。紙袋には地域の子どもたちや住民の皆さんが描いたメッセージやイラストが浮かび上がり、あたたかな明かりとともに幻想的な風景をつくりだします。


会場にはステージコーナーも設けられ、ヒップホップダンスの披露や、町内会によるバザー、キッチンカーなどが登場。ゆったり歩きながら灯明を楽しむ人、温かい食べ物やステージを楽しむ人など、それぞれの時間が流れていきました。



日が沈みきると一段と冷え込みますが、灯明のほのかな光が心を温めてくれるようでした。

さらに今回は新たな取り組みとして、灯明の紙袋やろうそくを回収して本部に持ち帰ると「お土産」がもらえる仕組みが導入されました。子どもたちも積極的に参加し、おかげで後片付けがスムーズに進んだそうです。
地域の協力でつくりあげる温かな灯りのイベント。今年も田隈校区らしい、心安らぐ夜となりました。



