• 萩ヶ丘自治会の「アトムの樹」が西区の宝に認定されました@壱岐南校区

    2025-11-17

    令和7年10月、野方萩ヶ丘北公園(萩ヶ丘自治会)にある「アトムの樹」が西区まるごと博物館推進会より、西区の宝に認定されました。


    ▼萩ヶ丘自治会の山崎自治会長が認定式に出席されました。




    ◆「アトムの樹」とは

    この「アトムの樹」と名付けられたクスノキは、2013年11月4日に、萩ヶ丘町内の有志の人々により苗木の時に植樹されました。苗木は長崎市内にある山王神社にあるクスノキの種子から育てられたものです。


    山王神社がある長崎市坂本町は、1945年8月9日の原子爆弾の投下爆心地から約800mところにあり、壊滅的な痛手を受けました。クスノキも、爆風と熱線で焼け焦げ無残な姿になりました。しかし、翌年には新しい芽を吹き、原爆投下後は草木も生えぬといわれていたのにもかかわらず奇跡的にも新しい命が繋がりました。


    以来、長い年月と多くの人々の手によってクスノキは再生され、今では山王神社の大クスと呼ばれるまでになっています。

    長崎市では、この大クスの大枝から落下する種子を大切に芽吹かせ、苗木として各地へ届けながら平和の新たな灯として根付かせようという営みが静かに続けられており、その1本が今の「アトムの樹」です。



    ▼皆さん、是非、見学に来てください。



    ▼山王神社(長崎市)にある大クスと片足鳥居です。

    この大クスの大枝から落下する種子を大切に芽吹かせ、苗木として各地に届けながら平和の新たな灯として根付かせようという営みが静かに続けられています。


    ▼2013年11月の植樹の様子です。


    ▼植樹から12年が経ち、高さが10メートルを超えるほどに成長しました。



    「アトムの樹」がある野方萩ヶ丘北公園の詳しい場所は、下記でご確認ください。

    <野方萩ヶ丘北公園>